「勉強に向いてない」

2020/02/17 ブログ

A君は30分勉強して、私は1時間勉強した。

だけど、A君が80点で、自分は50点だった。

だから勉強に向いていない、自分は頭が悪い。

よく聞く話です。

当の本人も含めて、親御さんや指導者の中にも、可能性を否定する人はたくさんいます。

 

私の話をします。

高校2年生の時、私の偏差値は30でした。学校でも下から二番目。

姉が青山学院大学に合格したので、自分もいい大学に行きたいと思うようになりました。とても青山学院に行けるような成績ではありませんでしたが、姉が進学したこともあり漠然と大学には行くんだろうなと考えていました。

どうせ行くのなら姉よりいい大学に行きたい、最初はそんな思いでした。

高校2年生の進路相談で、青山学院に行きたいですと先生に話すと「無理だからやめておけ、夢を見るな。」と言われたことを今でも覚えています。

本当はもっといろいろと言われましたけど・・・書けません(笑)

先生はまだ勉強をしたことない自分にはじめから無理だと言いました。

『なんで自分の人生を他人に決められないといけないんだ』と私はこの時に思いました。

”絶対受かる。”

その日から死に物狂いで勉強をしました。

もちろん、成績は最下位だったので大変でした。

先程書きましたが、

A君は30分勉強して、私は1時間勉強した。

だけど、A君は80点で、自分は50点だった。

この自分とは私のことです。

自分の頭の出来を最初は嘆きましたが、勉強をやっていく内に自分以外の人は関係ないとき気づきました。

他の人が1時間で80点が取れるのであれば、自分は2時間、3時間かけて100点を取っていけば、大学に行けると気づきました。

”出来ない”でなく、”出来る”ようになるためにはどうしたらいいかを考えるようになりました。

そして、勉強していくにつれて成績は良くなりました。1年経った頃には30分で100点を取る頭になりました。

スポーツと勉強は、やはり似ていると思います。

野球を初めてやった時にすごくうまい人、全然できない人がいます。

全然できない人が野球部に入って毎日練習をしていれば、練習をしていない最初はすごくうまかった人よりは必ずうまくなると思います。

同じように頭もよくなります。

勉強の視点で言うと、可能性はいつでも誰にでも必ずあります。

私は偏差値を40上げて、上智大学に受かりました。

勉強に向いていない、頭が悪い。その現状を受け入れた上で勉強する。

 

自分の人生、可能性を諦めないでください。

逃げないでください。

絶対、無理ではありません。

無理だとだれかほかの大人が言ったのであれば、言うことを聞かないでください(笑)

あなたの可能性を否定するような人は教育者ではません。努力すれば必ず叶うとはいいませんが、努力をしていない成功者はいません。

どういう人間になりたいのか、そうなるためにはしたらいいのか。

考えてみてください。

あなたには可能性しかありません。

 

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